呼ネットは人工呼吸器ユーザー同士の情報交換、交流を目的として活動しています。

第５回　呼ネット Café

　　

2013年9月14日（土）東京都庁南展望台の202Cafeで呼ネットCaféを開催しました。
今年は、呼吸器ユーザー、福祉関係者、事務局合わせて34名の方にご参加いただきました。
福祉機器や本の展示など今年も盛りだくさんのイベントになりました。

☆スケジュール☆

13：30～受付開始
14：00～代表挨拶、新事務局員紹介、企業紹介、展示機器コーナー紹介
14：30～元事務局員　故落合勇平さん、故小日向一弘さんの追悼スライドショー
16：30～集合写真
16：50～閉会の挨拶
17：00解散
18：00～呼ネットbar

さぁ第５回呼ネット開催　

　受付開始

今年もみんなの顔が見られてうれしい！！
初めての参加者同士の会話も、 いつの間にか円が出来てお互いのお話を楽しんでいますよ

「ソーラー発電システム　SL- 12H」

使い方はとても簡単で、電源のON/OFFと、バッテリーコンセントを繋ぐだけで使用できます。 大容量ソーラーパネルを内蔵した家庭用発電システムです。 太陽光とAC100V電源から内臓リチウムイオン電池に充電した電力で AC100V/50HzとDC12Vの外部機器を動作させる事が出来ます。

IMIアイ・エム・アイ株式会社から４点の福祉機器の紹介をして頂きました。

まず１点目は、「Spring絆　視線入力意思伝達装置」です。

　
　人間の思考に合わせた設計なので特別な訓練を受ける必要はなく、マウスやキーボードに代わって視線入力によって操作ができるんです。
タッチスクリーン採用により、介助者が操作を援助する事が出来ますよ。
事務局ももちろん興味深々ですよー‼!

２点目、「アンブツインポンプ」

　　　　　

容器の容量は600ｍLですが、容器が満杯になっても内容物が排出口から吐き出せます。　容器を交換できない緊急時にも吸引を継続でき、まさに緊急時用の吸引ポンプです。

３点目、「アンブライフキーマスク」

救急蘇生用の一方向弁（非再呼吸弁）が付いた子供・大人に使用できる人工呼吸用マスクです。被蘇生者からの感染予防に最適です。

４点目、「Monnal T50ポータブルベンチレータ」

　
長時間駒動可能な大容量の内臓・外部バッテリを備え、 自動気圧補正機能内蔵により気圧変動(航空機内などでの使用・高地への移動)にも即座に対応。 気圧変動による健康被害を軽減し、航空機の離着陸時でも使用可能な規格に適合。 患者さんのQOL向上のための新機能を網羅しています。

元呼ネット事務局メンバーの故落合さんと故小日向さんの追悼スライドショーを流しました。

当日、スピーカーから誰かのハイテンションな声が聞こえたのですが、おしゃべり好きだった小日向さんが、天国に近い展望カフェ（地上202ｍ！）に降りて喋りに来てくれたのかな！？なんてみんなで思ってみたり。





















CIL小平の方が準備してくれた、落合さんの追悼通信をみなさんにお配りしました。 それから故落合さんの伯父さんの詩集である 「歩けなかった僕の足あと　落合勇平編」は、 落合さんが最期まで頑張って作った詩集なので並べる事ができてよかったです。 CIL小平のみなさんありがとうございます。

会場風景

Caféの後の呼ネットBarには17名の方が参加してくれました。

　新宿三井ビル地下１階の韓国料理「シクタン」です。（去年もお世話になったお店です。） 決して呼ネットは辛い物しか食べないという訳ではないですよ‼ 地下に降りるエレベーターもあり、料理も美味しくて、店員さんも親切で 素敵なお店なので、新宿に寄られた際はぜひ行ってみてください―‼




　Caféが終わった後に呼ネット代表の小田さんが 「あれ、都庁がオリンピックカラーになってるんじゃなーい？」 と言うので、みんなで都庁を見上げたら、とっても綺麗な2020年の東京オリンピックカラーになっている事に気付きましたー‼ さすが小田さん、少しだけ上向きの角度の車椅子に乗っている小田さんだからこそ気付けた綺麗さですね。 さっきまでCaféを開催していた場所がこんなに綺麗だったなんて、とても素敵な一日でした。 参加して頂いたみなさん、素敵な時間をありがとうございます。

また、来年も呼ネットCafé開催するぞー‼